クリスマスにおすすめの絵本をいくつかピックアップしてみました
どこかで見かけたら是非手にとってみて下さい・・・
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■書名■ ちいさなもみのき ■著者■ マーガレット・ワイズ・ブラウン:作 バーバラ・クーニー:絵 ■出版社■ 福音館書店 お父さんが、足が悪くて森へ行けない息子のために、森のはずれにポツンと生えているもみの木を根っこごと掘って家に持ち帰り、男の子の部屋にクリスマスツリーとして飾ってあげます 冬の間もみの木は男の子と共に過ごし、春が来るとまたもとの森のはずれへと戻されます・・・ 何年も同じことが繰り返されたある冬のこと・・・ クリスマスに本物のもみの木・・・憧れですよね・・・ 互いに成長していく男の子ともみの木の心の交流が静かにしみじみと伝わってきます ラストがとても感動的です そしてバーバラ・クーニーの絵の素晴らしさ・・・言うまでもありませんね・・・ |
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■書名■ 聖なる夜に〜A Small Miracle ■著者■ ピーター・コリントン ■出版社■ BL出版 いつもお世話になっている図書館のTさんから紹介していただいた文字のない絵本です 今日食べるものにも困っている貧しい貧しいおばあさんが、大事な楽器を売って得たわずかなお金をひったくりに奪われてしまいます・・・ そんな中でも清らかな心を失わず、正しい行いをするおばあさんに 不思議な力がはたらいて救いの手がさしのべられます・・・ 静かな感動がじわじわと湧き上がってくるような絵本だと思います(小学生〜大人向) |
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■書名■ おおきいツリー・ちいさいツリー ■著者■ ロバート・バリー ■出版社■ 大日本図書 ウィロビーさんのお宅に、大きくてりっぱなツリーが届きますが 大きすぎて大広間に入りません・・・ そこで、執事が斧でツリーの先を切り落とします・・・ そのツリーの切れ端が次から次へといろんな動物達の手に渡って・・・ ラストがちょっと気が利いていてすてきなんですよ♪ |
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■書名■ サンタクロースってほんとにいるの? ■著者■ てるおかいつこ:文 すぎうらはんも:絵 ■出版社■ 福音館書店(かがくのとも傑作集) この本の作者は経済学者なんですって! サンタさんってほんとうにいるのかな・・・って疑い出した子どもに是非読んであげたい絵本です 次々に繰り出される子どもの素朴な疑問に正面から答えようとするお父さんとお母さん・・・ はっとするようなやりとりに、心が温かくなります 読めば読むほど味わいが深まる絵本です |
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■書名■ ゆきのひ ■著者■ エズラ=ジャック=キーツ ■出版社■ 偕成社 ある朝、ピーターが目を覚ますと外は雪が積もっていました! 赤いマントを着て家から飛び出したピーターは思いつく限りのいろんなことをして思いっきり雪と戯れます・・・ クリスマスの絵本ではないのですが、この時期にぴったりなので選んでみました とてもシンプルなストーリーですが、雪が降るとワクワクする気持ちを呼び起こしてくれる気がします 読み終えた後も余韻が残る詩的な絵本だな〜と思います 切り絵の美しさもこの本の大きな魅力です |